院長ブログ

山本耳鼻咽喉科(東京都町田市)院長によるブログ。
耳鼻科に行こう
ある日の診療中の出来事です。患者さんはお子さんで、お母さんと一緒です。鼻炎で鼻処置が終わったあとの会話です。

母:「ついでに耳あかをとってもらえませんか?家だとなかなか難しくて・・」
私:「あーそうですね、では拝見しましょう」

除去して終了

私:「きれいにとれましたよ。溜まりやすい感じだから、気になったらまた取に来てくださいね」
母:「・・・・・」
私:「どうかしましたか?」
母:「(遠慮がちに)あのー、耳鼻科って耳あかを取るだけで受診して良いのですか?」
私:「・・・・・」

このお母さんとしては「耳あかを取るくらいで受診して怒られちゃったらどうしよう」という気持ちなのでしょう。
いえいえ「怒る」なんでとんでもございません。むしろ大歓迎です。
耳鼻科を受診して耳あかを取る、というのは立派な医療行為と考えてください。私的には、耳あかそのものを取る事はもちろん大切ですが、取った後に鼓膜をきちんと評価することに意味があるのだと思っています。耳の病気は耳鼻科医しか診断できません。殆どは単純な耳あかですが、時に真珠性中耳炎などやっかいな病気が発覚することもあります。ご家庭での耳掃除とはちょっとニュアンスが異なる部分があると考えてください。また別の問題として、綿棒にしても竹の耳かきにしても無理をすれば外耳道や鼓膜を損傷する可能性があります。事実、そのような外傷の患者さんは少なからず存在します。「耳掃除をしていたら子供が急に動いた」「兄弟、ペットなどが急にぶつかってきて耳かきが奥に行ってしまった」などです。
ご家庭での耳掃除には絶対に限界があります。私自身も、自宅で子供達にせがまれて、綿棒や耳かきで耳掃除をやることがあります。でもとても怖くて奥まではできません。なぜなら暗いし視野が悪くて鼓膜や外耳道の位置関係がわからないからです。
子ども達からは「以外とヘタクソ」とけなされます。「パパだって仕事場で器具があれば、ちゃんとできるんだぞ」と反論しても大人げない感じなので、まあ笑ってごまかすのが関の山ですね。

今回は例として耳あかをあげましたが、もしも耳鼻科に関連のありそうな病状で、心配なことがありましたら、変に気を遣わず受診してください。とりあえず「耳鼻科に行こう」です。
| - | 17:29 | - | - |
ボリショイ&ロシア国立バレエコンサート
先日、町田市民ホールで「ボリショイ&ロシア国立バレエ ガラコンサート」が開催されました。これは市民参加による、日本とロシアの国際交流を計ったイベントの一環だそうです。
この度、当院でロシアから来日したバレエダンサーの健康管理をさせていただくご縁があり、公演の最終日に当院スタッフと鑑賞に行ってきました。
肉眼で見るバレエはとても迫力があり、ダンサーというより、美しさを兼ね備えたアスリートだなあと感激しました。
芸術には普段接する事が無いのですが、大変気持ちのよい時間を過ごさせていただきました。
町田市にはこのようなすばらしいイベントが存在することを是非知っていただきたいです。
公演終了後の幕内で記念撮影
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